【パチンコ】パチンコにギャンブル性を与える三店方式は違法?

2020年07月

「三店方式は違法なのか?」

結論から言いますと、三店方式を違法にすることはかなり難しいです。

この三店方式を耳にした方も多いと思います。

「三店方式は違法だ!」というコメントをよく見かけましたがこれは間違いです。

私は三店方式を「白っぽいグレー」だと考えています。

今回はこの記事を通して正しい認識をもって三店方式が違法なのかを考えてほしい、というのが私のこの記事を作る目的です。

では私がなぜ、三店方式を「白っぽいグレー」と結論付けたか、理由を説明していきます!

「そもそも三店方式とは?」

っとその前にまずは三店方式が何なのかをざっくり説明します!

登場するのはその名の通り三つのお店です!

まずはホール、そして景品交換所、最後に景品問屋です。

その三つのお店の中で「特殊景品」と呼ばれる実質換金を可能にする景品を回しています。

ではこのお店たちの間で特殊景品がどう動くのかを説明します。

  • ホールがユーザーに遊技球や遊技メダルと引換に、特殊景品を渡します。
  • ユーザーは景品交換所に特殊景品を持っていき、買い取ってもらいます。
  • 景品問屋は景品交換所から特殊景品を買い取り、ホールに卸します。

この三店の中をぐるぐるぐる…と特殊景品が行き来するわけです。

ホールは法律の下、景品を出すことができます。

ただし現金もしくは有価証券を直接渡すと賭博となってしまうので特殊景品を出し、それを買い取ってくれるお店に現金として出してもらう。

こうすることでギャンブル性を生み出すことができます。

あれ?ホールと景品交換所だけでよくね?

実はホールが景品交換所から特殊景品を買い取るといわゆる「自社買い」となり風適法に引っ掛かります。

これは風俗営業法第23条(1984年8月の風俗営業法改正で制定)により遊技場営業者に以下のことを禁止させているからです。

  1. 現金又は有価証券を賞品として提供すること
  2. 客に提供した賞品を買い取ること(いわゆる「自社買い」)
  3. 遊技の用に供する遊技球等を客に営業所外に持ち出させること
  4. 遊技球等を客のために保管したことを表示する書面を客に発行すること

自社買いはこの2番に当たるんですね。そこで登場するのが第三勢力の景品問屋です。

景品問屋でワンクッション挟み、景品問屋が各ホールから集めた特殊景品をシャッフルして各ホールに卸します。

そうすることでホールは渡した景品を客から買い取っていないことになります。

それに各お店は別々の会社なのでお互い良き「マーケティングパートナー」ということになり、違法性は当然ながらありません。

「そもそも景品を出せるのはおかしい?!」

ぶっちゃけグレーになるかどうかって三店方式ではなく、そもそも景品を出せることです。

景品の取り扱いに関しては先ほど申し上げた通りルールを守ってやっているのでなんの問題もありません。

ですがこの景品を扱えることがそもそもダメなんじゃない?ってことで賭博罪を規定している刑法第185条を見ていきます!

第百八十五条  賭博をした者は、五十万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭かけたにとどまるときは、この限りでない。

特殊景品は一時の娯楽に供する物を賭けているにとどまっていると解釈されているみたいです。

これによって賭博ではない・・・ということになります。

そして風適法では更にパチンコ屋の具体的な一時の娯楽に供する物の取り扱い方を規定しています。

それが先ほども出てきた風俗営業法第23条ですね。

  1. 現金又は有価証券を賞品として提供すること
  2. 客に提供した賞品を買い取ること(いわゆる「自社買い」)
  3. 遊技の用に供する遊技球等を客に営業所外に持ち出させること
  4. 遊技球等を客のために保管したことを表示する書面を客に発行すること

これらを守ればパチンコ屋は景品を提供してもOK!というのが今の法律です。

つまるところパチンコ屋自体は真っ白なんです。

ここまでをざっくりまとめると一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときはギャンブルであろうとOK

ということです。麻雀も「点ピン(1000点1000円)」までならOKのようです。

ですがギャンブル性が高くなりすぎると駄目だから風適法でパチンコやパチスロの性能を制御しようって感じです。

この但し書きの認知が低いから日本でやっていいギャンブルという認識が広まっていないんですよね。

更に言うとパチンコ、パチスロには必ず技術介入要素があります。

よって運だけではないのでギャンブル性のみではないので国から認められているという過去もあります。

長々と難しいことを言ったのでお疲れだとは思いますが、以上の理由から三店方式は「白っぽいグレー」と判断しました。

どこがグレーにしているかって一時の娯楽に供する物を賭かけたにとどまるときは、この限りではない。という但し書きです。

解釈幅広すぎだろ!

ここがお偉いさんのコントロールが効きすぎると思います。

よって黒色がちょっと混ざってきます。

パチンコ自体はガチガチのルール内でやっているので全面的に白いと考えています。

いかがでしょうか。

ちょっとずるいやり方ですけど三店方式はルールを守っていると思います。

今の日本の法律的には「行き過ぎていなければギャンブルはやっていい!景品を換金する行為もルール内でやるならOK!」って感じですね。

今回の記事を読んで自分はこう思う、こうした方がいいんじゃないかと感想があれば是非ツイッターの方でお聞かせください。

それでは!