5号機ボーナス 進化の歴史【じっくり読みたい人向け】

2020年07月

5号機ボーナス進化の歴史

皆様が想像するボーナスとは7が揃ってメダルがいっぱい出てくる!ですよね。

はい!大正解です!99%合っています。

しかし残りの1%はなんぞや?という部分にスポットを当てて今回の記事を書いていこう

と思います。

意外と知られていないボーナスの使われ方、つまり開発者たちの努力の歴史をできるだけわかりやすく書いていきます!

「新世紀エヴァンゲリオン」

まず5号機最初に登場してきたスロットはビスティー「新世紀エヴァンゲリオン」です。この機種のスペックはボーナス+RTタイプです。

このタイプは今でもありますよね。HANABIとかといっしょのタイプです。

大量獲得や爆裂機などの4号機の時代は終わり5号機はこの機種から始まっていきました・・・。

そもそもボーナスって何?っていう方は、過去記事にてボーナスについて特集していますので、そちらもぜひ、ご一読ください!

「2027」

それから月日はたち約2年後に画期的なシステムを搭載した機種が登場してきました。

JPS「2027」です。この機種はボーナスに当せんするとARTに突入します。しかしボーナスを揃えてはいけません!何故ならARTが終わってしまうからです!

ジャグラーで例えるとGOGOランプが光り続ける間にメダルが増える区間となっています。ARTが継続するたびにナビでベルをアシストし続けてくれるため、ARTが終わるとボーナスを揃えて終了。というゲーム性でした。

このシステムによりボーナスよりARTの方が出玉性能が高くなりパワーバランスが変わっていきました。そうです、ボーナスにはもう頼り切らなくてもメダルを出せるのです。

今回は5号機で重要なポイントの1つなのでピックアップしました。

ちなみに、ATとARTの違いについては、過去記事にて紹介していますので、そちらもぜひお読みくださいませ!

「ドラキュラ」

それからまた1年8か月後、なんじゃこりゃ?というシステムが生まれました。NET「ドラキュラ」です。

ネオストック機、という売り文句のもと登場してきたこの機種。

通常時はボーナス内部中に閉じ込めてボーナスを揃えることが出来たらボーナスを消化し、晴れてボーナス未成立状態となり1/15で増えるボーナスが連チャンするという4号機時代猛威を奮ったストック機を彷彿とさせる画期的なシステムでした。

わかりづらいでしょうか?ジャグラーで例えると「GOGOランプ光ってんのにボーナス全然揃えられねえじゃねえか!」という状態を通常時に回すことになります。

そしてそのボーナスを揃えられとGOGOランプは当然消えますよね?すると1/15でまたぺかる、ボーナス揃える、ぺかる、ボーナス揃える、ぺかる、ボーナス揃えられない!ここで通常時になり、また揃えるのが難しいボーナスを揃える為回し続ける、ということです。

「エージェントクライシス」

それから約1年と半年。ついにARTは進化を遂げました。そうです、『AT』の基礎が出来上がりました。ユニバーサル「エージェントクライシス」

この台の特筆すべき点は揃えてもメダルが増えないボーナス、通称「ゼロボ」を搭載することにより当時最高純増である1G/3.0枚を実現させました。

この「ゼロボ」というのは今のAT機にも必ず搭載されているほど大事な役割を担っています。それからはこのゼロボを用いたAT機がスタンダートとなっていきます

「激闘!西遊記」

エージェントクライシスが登場してきてから約2年後、ゼロボがさらに進化しました。

KPE「激闘!西遊記」の登場です。

2枚掛け2枚払い出しの全く減りもせず増えもしないボーナス、「ゼロボ」が遂に「減るボーナス」となりました。『いや、減っちゃダメじゃん!』今の流れではそう思ってしまいますよね。実は6号機AT機はこの「減るボーナス」を使っています。どんなメリットがあるのか説明していきます。

スロットが世に出てくるためには保通協の検査を合格しなければいけません。その検査内容は2つあって『シミュレーション試験』『実射試験』があります。

実射試験はそのままです。実際に機種を打って検査を行います。厄介なのはシミュレーション試験。

小役は否が応でも成立した瞬間とってやるぜ!ボーナスが成立したら絶対に揃えるぜ!ビタ押しは絶対ミスらないぜ!と完ぺきなまでにメダルを取ろうとしてきます。

感がいい人はもしかしたら気づいてしまったかもしれません。

『ボ ー ナ ス が 成 立 し た ら 絶 対 に 揃 え て や る ぜ !』

はい、ここですね。開発者はここにターゲットを当てました。「ならボーナス揃ったら増えなくすればいいんじゃね?」という卑屈、いやここは敬意を込めて逆転の発想と言っておきます。このシステムによりシミュレーション試験では出玉を吸い込むことに成功し、市場にでれば万枚が出る機械を出せるようになりました。その先駆けとなったのが『激闘!西遊記』です。

「Reno」

そこから変わった台が登場してきました。山佐「Reno」です。

知っている人は知っている。あのトマトのヒリツキ。。。実は私、すっっっごくこの台が好きなんです。この台はリアルボーナスが連チャンする4号機のストック機のような台です。

「あれ?今さっきも似たような機種あったような?」はいそうです!NET「ドラキュラ」と一緒ですね!

通常時がボーナス内部中でボーナスを揃えることが出来たら連チャンモードに入る。そんな台です。通常時揃えなくてはいけないボーナス、それはトマト揃い!トマトが揃う確率は1/3、プレイヤーが選んだ停止位置が運命を左右する。自力感MAXのチャンス、そのトマト揃いによるボーナス連チャンの強力な出玉性能に痺れる機種です。

RENOについては、過去記事にて詳細を取り上げていますので、ぜひご一読下さい!

「秘宝伝~伝説への道~」

2015年12月。ついに猛威を奮っていたAT機が作れなくなりました。5.5号機時代突入です。

5.5号機で主流になったのはA+ARTタイプ。1番初めに出てきたのは大都「秘宝伝~伝説への道~」です。純増2.0枚規制をボーナスの出玉で突破していました。

ART機も当然ありましたがA+ARTタイプがスタンダートとなっていきます。

そこからしばらくして5.9号機へと移り変わっていきます。

「ルパン三世 世界解剖」

5.9号機、それはそれはスペックを規制されにされた氷河期時代でした。

そんな中ボーナスに1つの革命が起きます。オリンピア「ルパン三世 世界解剖」です。

ではこの台の成しえた偉業を説明していきます。

『通常時をボーナスに閉じ込めた』

つまりどういうことかというと遊技者はボーナス中を通常時に回している、と言う事です。

逆に大当りであるヒーローズロードが通常時なんですね。

この仕組みを用いることで当時最高純増枚数である1G/5.0枚を実現しました。

本機については、過去記事にて詳細を取り上げていますので、ぜひそちらもご一読下さい!

「HANABI 通」

ユニバーサル「HANABI 通」この台が5号機最後の機種となりました。

6号機になるとボーナスの枚数が大幅に下がってしまいます。各メーカーは急いでAタイプを作って最後に市場へと投入しました。A+RTタイプであるこの機種は「HANABI」の後継として稼働し続けていく事となるでしょう。

最後に

いかがでしょうか?5号機のボーナスの歴史を振り返っていきましたがまとめると2つ言いたいことがあります。

まず1つ目「5号機の歴史とはボーナスをどれだけ糞性能にできるか」ということです。普通のボーナスとして役割を果たしていた初期の頃、つまりAタイプ。そこからA+RT、A+ART、ART、AT、アクセルATと、ボーナスの性能はどんどんと低くなり遂には減るボーナスへ。

世界解剖に至っては通常時がボーナスになるという性能になっていきました。しかしそうなっていったのも一貫してユーザーに出玉性能の高い機種を打たせたい!という開発者たちの努力の歴史でもあるのです。

2つ目「5号機はA+RTで始まり、A+RTで終わる」エヴァンゲリオンから始まってHANABI通で終わった5号機。

出る杭は打たれる、AT機が射幸性が高くなっていき自粛として性能を落として、次第には5号機初期の頃のスペックとなりました。

しかし私はこれでよかったと思っています。

何故なら6号機の規制がボーナス枚数と機械割以外さほど変わっていないからです。もし最後までAT機が許されていれば今以上の規制が施されていたはずです。

長くなってしまいましたが開発者達の頑張りやスロット業界の取り組みによって私たちは今日も楽しくスロットを遊ぶことが出来ています。

この記事を見てそういった側面もあるんだな、と思っていただければ幸いです。それでは!