さいたま市母子殺害事件

兄が妹と甥を殺害、笑いながらの犯行

2019年12月8日、さいたま市桜区道場の集合住宅で安保王子(あんぼきみこ)さん(24歳)と息子の大翔(はると)くん(3歳)が刃物で刺され死亡した。

犯人として現場となる集合住宅の住人であり王子さんの兄の無職・安保友佐(あんぼともすけ・25歳)が逮捕・起訴された。

犯行の経緯や動機

事件現場の集合住宅では犯人である友佐とその兄と母、そしてシングルマザーの妹王子さん、妹がの息子であり友佐の甥にあたる大翔くんの5人が住んでいた。

2019年12月8日午後6時5分頃、現場の集合住宅から悲鳴が聞こえるのを近隣住民が聞いている。

その後、住宅から赤ちゃんの鳴き声や、若い女性の声で「ごめんなさい、ごめんなさい」という悲鳴、男の笑い声が聞こえたことから近隣住民が通報。

しばらく応答がなかったが突然ドアが開き、安保容疑者が署員に包丁を突き付けたという。署員にけがはなかった。

同日午後6時50分頃に警察官が駆けつけて王子さんと大翔くんが別々の部屋で流血して倒れているところを発見した。

安保容疑者の着衣には血痕が付着していた。死亡した2人は、別々の室内で血を流して倒れており、上半身を中心に複数の刺し傷と切り傷があった。

2人は顔や頭等、上半身に数十か所の刺し傷がみられ、病院に搬送されるも失血死による死亡が確認された。

友佐は駆けつけた警察官に刃物を包丁を突きつけたとして公務執行妨害で埼玉県警に逮捕され、殺人事件として捜査が始まった。警察官に怪我はない。

犯行現場の室内からは複数の血が付着した刃物が発見されている。

事件現場となった団地(さいたま市桜区道場2-9-1 浦和英和住宅)は、友佐容疑者の母親(57歳)と、兄(28歳)、妹の王子さん(24歳)、甥の大翔くん(3歳)の計5人暮らしであった。

取調べに対して友佐は犯行を認め、動機として「妹の口の利き方が気に入らなかった」等話しているものの、証言は二転三転している。

同月30日、県警によって友佐は王子さん殺害の容疑で再逮捕。更に2020年1月19日、大翔くん殺害の容疑で再逮捕された。

判決とその後

埼玉県警は警察官に包丁を突きつけたとして、公務執行妨害の疑いで住人の無職、安保友佐(ともすけ)容疑者(25)を現行犯逮捕した。

その後の動向については、現在明らかとなっていない。