パチンコメーカー「高尾」社長殺人事件

「ヒットマン系の殺人」の可能性。有名パチンコメーカー社長殺害事件、未解決事件に。

2018 年10月25日午前中7時35分頃、愛知県名古屋市中川区中京南通三丁目にあるパチンコ機器製造・開発会社「高尾」の車庫で、社長の内ケ島正規さん(39)が死亡しているのが発見された。

発見したのは同社の従業員で、倒れている内ヶ島さんを発見し、「三十代くらいの男性が血を流して倒れている」と 110 番に通報した。通報を受けた警察が駆け付けたときには、内ヶ島さんは既に死亡していた。首や腹には複数の刺し傷があり、死因は首を切られたことによる失血死だった。

名古屋市消防局によると、遺体発見時、既に死後硬直が始まっており、少なくとも死亡してから数時間が経過していたとみられる。

中川署によると、会社建物の一回部分にあるこの車庫は、普段から施錠していなかったという。内ヶ島
さんは、車庫に停めてあった車の下に潜り込むような格好で倒れており、首や腹部から血を流していた。周囲には大量の血痕があり、車庫内には凶器とみられる刃物が残されていた。

事件の詳細と想定される犯人像

犯人はヘッドフォンを装着していて、ナップサックのようなものを背負っていて、タバコを持っていたことが公開されている。

内ヶ島さんは、前日 24 日の深夜、車で帰宅しようとした際に襲われ、殺害されたとみられている。

同社の防犯カメラには、内ヶ島が社屋をでる数十分前に、不審な男が社屋の東側フェンスを乗り越える姿や、敷地内をうろつく姿が映っていた。フェンスや会社の通路には、内ヶ島さんのものでない血痕も付着しており、内ヶ島さんを襲った際に犯人が負傷した可能性がある。

事件は、名古屋臨海高速鉄道(あおなみ線)の小本駅から東に約 1 キロのところにある住宅や会社事務所などが並ぶ地域で起こった。

また、事件前には、内ヶ島さんの周辺でいくつかのトラブルがあったことも判明しており、おととし、フィリピンの首都マニラで、車で移動中だったところをオートバイに乗った2人組の男に銃撃されていた。当時、内ヶ島さんは無事だったが、同行していた男性が死亡しているが、こちらも犯人逮捕には至っていない。

推測されている動機

動機として、2018年6月に導入された「CR弾求黙示録カイジ」通称カイジ4ではないかと言われている。

この台はカイジシリーズ10周年を記念して作られたものだが「時速三万発!純増 17 個以上!」というスペックで売り込んでいた。

しかし、事前の説明資料と実際のデータに大きな違いがあることが発覚。

これにより高尾は、謝罪文を発表することとなった。ホールでも空席が目立つようになり、店側も稼働の悪さに台の撤去を進めるようになったが、中古価格も暴落してしまった。

カイジ4はスペック詐欺と呼ばれており、ネット上では最初から詐欺と分かっていて営業をかけたのではないかと噂され、会社の評判を下げる結果となった。

また、問題発覚後は、販売した台を半額で下取りするとしていたが、下取りした場合のみ新台を安く提供するという、さらに儲けようとする対応の悪さが話題となった。

更に、カイジ4が炎上した際に、会社に意見をした営業マンが自宅謹慎や解雇になったという噂もあった。

その後、今も犯人の特定に繋がる情報はなく、未解決となっている。