豊田市女子高生殺害事件

現場から盗られた下着とジャージ、しかし乱暴の形跡なく犯人未だ不明

2008年5月2日に愛知県豊田市生駒町切戸地内で強盗殺人事件が発生し女子高校生の清水愛美さん(15歳)が殺害された。

犯人は見つかっておらず、同年12月より捜査特別報奨金対象事件となっている。

犯行の経緯や動機

2008年5月2日、清水さんは刈谷市の愛知教育大学附属高等学校でサッカー部マネージャーとして活動した後、午後6時45分頃に友人と別れ自転車で下校した。

午後7時30分、清水さんが帰宅時間を過ぎても帰らず携帯電話に電話したが応答がなく、周辺を探しまわったが見つからないため、深夜0時頃、両親が警察へ捜索願を提出。

翌日未明、位置検索携帯電話会社が微弱電波を利用して清水さんの居場所を絞り込んだところ、携帯の呼び出し音が途中で不通となる。

両親や署員、知人らは夜通し長女の行方を捜索。午前5時30分頃、位置情報を元に捜索していた家族の知人が自宅から約1km離れた豊田市生駒町切戸地内の農道で長女の遺体を発見した。

遺体の制服は泥で汚れ激しく争った痕跡があり、下着は持ち去られていたものの乱暴された形跡はなく、犯人の体液は残っていなかった。

仰向けの遺体の首には幅3.8cmの黒いビニールテープが右巻きに七重巻かれており、口には白いタオルを押し込まれ、目と鼻を殴られていた。死因は口を殴られて鼻血が気道を塞いだことによる窒息死と判明。

現場には清水さんの携帯電話が落ちていたが、泥水の浸水により壊れていた。被害者以外の足跡が一種類のみ発見された。

午前6時頃、現場から15km離れた岡崎市稲熊町地内の小呂川の土手で、泥で汚れた清水さんの通学用カバンが散歩中の主婦により発見された。中身はジャージのみ紛失していた。

判決とその後

特別捜査本部が設置され捜査が開始。6月3日に持ち去られたジャージと同種の写真を公表した。

8月4日、特別捜査本部は現場付近の交差点で情報提供を呼び掛けるビラを配布、情報提供は9月以降減少。

12月10日、警察庁の公的懸賞金制度を適用して有力情報には上限300万円の捜査特別報奨金が支払われることが決定。

翌年5月1日、特別捜査本部は事件現場とカバン発見現場付近でチラシを配布して情報提供を呼び掛けた。

また現場から犯人のものと思われるDNAが検出され、清水さんの制服から犯人のものと思われる手袋痕が複数発見された。

未だ被疑者の割り出しには至っていない。