和歌山県水難事故偽装殺人事件

2020年02月

水難事故を装った保険金殺人。悲劇の夫が一転、殺人鬼に。

2018年4月19日、妻の志帆さん(28)を水死させた疑いで、夫の野田孝史容疑者(29)が和歌山県警に逮捕された。

志帆さんは去年(2017年)7月、野田容疑者と和歌山県白浜町にシュノーケリングに出かけ、岩場の浅瀬でおぼれ、搬送された病院で死亡した。野田容疑者は「トイレから10分ぐらいで戻ったら妻が浮いていた」と話した。夫婦旅行中の事故かと思われたが、警察が調べると不審な点が出てきた。

「生きている人はウソをつくが、死体はウソをつかない」

ペットの専門学校で出会った2人は2015年11月に結婚したが、去年(2017年)4月に野田容疑者の女性問題が出て、野田が修復を求めていた。志帆さんは水深30メートルまで潜れるダイビング中級の資格を持っており、浅瀬でおぼれるのは不自然だ。

志帆さんの体内からは大量の砂が発見された。

法医学の第一人者、元都監察医務院長の上野正彦氏によると、「おぼれた人は肺が水浸しになるので、砂を吸い込むことはあり得ない」という。誰かが志帆さんの顔を砂地に押しつけた疑いが浮上した。

志帆さんには野田容疑者を受取人とする3000万円の保険がかけられていた。野田容疑者のスマホには去年1月から事件の直前まで、殺人の偽装方法や交通事故死を検索した跡があった。野田容疑者は黙秘している。

どうすれば誰も亡くならずに済んだのでしょうか。